柔らかすぎるマットレスの対処法
柔らかすぎるマットレスは、背中や腰に大きな負担をかけます。何年か使ってきたマットレスなら、感触の変化は買い換えのサイン。でも新品が柔らかすぎる時は…?原因と対処法を説明します。
柔らかくなる理由1・寿命
「買った直後は熟睡できてたのに、最近は体の疲れが取れなくなった」「腰や背中が痛むようになった」…どちらもマットレスが古くなった証拠です。
マットレスは消耗品です。使い続けるうちにスプリングのバネが金属疲労を起こし、体重の負荷を分散できなくなります。そのため腰が沈み込んでしまい、痛みを引き起こします。

残念ながら、劣化したコイルスプリングを元に戻すことはできません。以前なかった首や肩のコリが発生した時は、買い換えるタイミングが来たということです。
新品のマットレスを買うまでの間は、ベニヤ板で一時しのぎすることもできます。マットレスの上に大きいベニヤ板を置き、その上に薄い布団かベッドパッドを重ねて、シーツをかけます。

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一時的でしたら、古いマットレスをどかして布団を2枚敷くのも悪くない方法です。ただしベッドに布団を敷くと床板が割れる危険があります。ゆくゆくは買い換えを検討してくださいね。
柔らかくなる理由2・体に合わない
マットレスの寝心地は、使う人の体重に左右されます。40kgの人が快適に感じるマットレスは、70kgの人には柔らかすぎることが多いです。
ちょっと例え話をします。豆腐の上にを冷や奴で食べる時は、上に薬味をのせますよね。薬味が刻みネギやかつおぶしなら、豆腐は崩れず四角い形をキープします。
でも上にのせるものが重いと、豆腐はつぶれます。玉ねぎ1個とか野球ボールとか(笑)そういうものをのせれば崩れます。
マットレスも豆腐と同じです。重すぎるものを乗せればつぶれます。体重の重い人が弾力の弱いマットレスに寝ると体がうんと下に沈んで、腰が痛くなります。

だから成人男性や体格が良い人は、体重に見合った硬さのあるマットレスを選ぶか、柔らかくても体圧分散性に優れたものを選ぶ必要があるんです。
ここまで読んで「あー失敗したかも…」と思った人、いますか?
最善の対処法は買い換えだけど、すぐできない場合もありますよね。そんな時のための対処法を提案します。
対処法1・ベニヤ板を敷く
先ほども紹介しましたが、マットレスに大きいベニヤ板を乗せて、その上にベッドパッドか厚めのシーツをかけます。カビの発生を防ぐために、使用中はベッドパッドをこまめに干すか、シーツを交換しましょう。
対処法2・硬いウレタンマットレスを使う

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ウレタンマットレスには硬めが好きな人向けの「硬質マットレス」「高反発マットレス」という商品があります。これを敷けば体の沈みすぎを改善できる…かもしれません。
理論的には、どんなに硬いマットレスを上に敷いても、土台となるマットレスが柔らかければ体が「く」の字に沈みます。あまり良い例えではありませんが、耐震性の高い家を建てても、地盤がゆるいと地震の時に倒れますよね。
でも何もしないよりはマシかもしれません。買う時の注意点は、なるべくニュートン数が多くて厚いものを選びましょう。

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ニュートンとはウレタンの硬度を示す数値。数字が多いほど感触が硬いです。とはいえ5000円前後の安価なマットレスは、ニュートン数が高くても期待したような硬さを期待できませんのでご注意を。
そしてできれば1万円以上の商品から選びましょう。安いマットレスはウレタンの密度が低く、商品説明のように硬くないマットレスがたくさんあるからです。
まとめ
古いマットレスが柔らかくなるのは寿命のサイン
新品が柔らかすぎるのは体格に合ってないから
ベニヤ板、硬質マットレスで対処できるかも?
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