硬すぎるマットレスの対処法
硬いマットレスを柔らかくするには、クッション性のある寝具を重ねるのが一番です。とはいえ敷き布団を重ねるのは△。ベッドパッドやオーバーレイタイプのマットレスがベストです。
敷き布団はカビの温床になる危険が
私たちは睡眠中にコップ約一杯分の汗をかきます。つまり敷き布団は毎日コップ一杯分の水分を吸い込んでいるんですね。

この水分をリセットするのが、布団の上げ下ろしです。布団を畳んで押し入れにしまう動作で、中綿にたまる湿気を飛ばすことができます。
でもベッドに布団を敷くと、ほとんどの人が敷きっぱなしになると思います(汗)敷き布団にたまる湿気、体から出る皮脂、そしてホコリ。どれもカビの好物ですから、ベッドにカビが発生する原因になりやすいのです。
だから敷き布団を使うのは、一時的な対処法に留めるべき。なるべく早くマットレス用の寝具を準備しましょう。
硬いマットレスを柔らかくする方法1・ベッドパッド

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ベッドパッドは5mm〜1cm前後の厚みがある寝具です。持った感じは毛布や夏用の肌掛けに近く、若干のクッション性があります。マットレスに汗や皮脂が移るのを防いだり、コイルが体に当たる感触を和らげるためのものです。
人気があるのは洗濯機で洗えるタイプです。ポリエステル綿の使用比率が高いため、価格も手ごろ。寝汗が多い男性用、子供用に買う人が多いです。
ウールの中綿を使用したベッドパッドもあります。ふかふかの弾力は寝心地を重視する方に人気です。こちらは天然素材100%の輸入品。

快適な睡眠にこだわるドイツ気質が作り上げた ビラベック羊毛ベッドパッド シングルサイズ 価格:30,000円(税込、送料無料)
ウールは保温性だけでなく放湿性(湿気を逃がす性能)にも優れた素材。冬は布団の中を温かく保ち、夏はさらっとした寝心地です。ただし敷き布団同様、洗濯を想定しない商品もあります。
ウォッシャブルは安価ですが、綿の量が少ないのでウールのメリットが弱いです。悩ましいですね(笑)予算と相談して決めましょう。
硬いマットレスを柔らかくする方法1・重ねるタイプのマットレス
ウレタンマットレスの中には、スプリングマットレスに重ねて使う商品があります。「オーバーレイマットレス」という種類の商品で、厚さは2〜5cm程度。柔らかさとサポート力の両方を併せ持ちます。
硬いマットレスに敷くには「低反発」のマットレスがおすすめです。硬さを改善するために敷くものですから、柔らかいものを選びましょう。
高反発が意味するところは「強い反発力で体重をしっかり支える」ことです。だからがっちり体型の人との相性は良いですね。ところが痩せ型の人にとっては反発力が強すぎ、かえって体が痛くなることがあります。

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楽天市場のランキング上位商品は、腰痛や肩こりがない人、品質が値段相応でもかまわない人向けですね。品質の善し悪しは、開封直後のニオイと耐久性に出ます。
ところが★5のレビューをチェックすると、意外とリピート購入が多いです。数年使って買い換える人、自分に合ったから家族用に追加購入のパターン、車中泊用に追加購入など。耐久性と相性は使う人次第ともいえます。
でも腰痛やヘルニアをお持ちの方には、高価でも品質が高い低反発マットレスをおすすめします。5000円以下でも体に合うものがあるかもしれませんが、賭けに近い行為です。
個人的におすすめなのは、CMやテレビショッピングでおなじみの人気商品。トゥルースリーパー、すごくいいですよ。ふかっとした寝心地なのに、体が全く疲れません。

実は、もう使用6年目を過ぎようとしてます(笑)さすがに中央は凹んできたけど、寝心地はまだまだ大丈夫。もうしばらく使い続けるつもりです。
まとめ
敷き布団はカビの心配が。長期使用は避けるほうがベター
洗濯、天日干しのしやすさを重視するならベッドパッド
柔らかさ重視なら厚さ2〜5cmの低反発マットレス
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